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2026.05.11
傷が査定に与える影響
はじめに
車を売るとき、ボディの傷は査定額に直結するポイントのひとつです。
ただし「傷がある=必ず大きく減額」というわけではなく、傷の種類や場所、そして全体の状態とのバランスで評価が決まります。
ここでは、傷がどのように査定に影響するのかを分かりやすく整理していきます。
傷の「大きさ」と「深さ」で評価が変わる
査定ではまず、傷の大きさと深さが見られます。
軽い線キズや洗車キズのように、表面だけの細かい傷であれば減額は小さいことが多いです。
磨けば目立たなくなるレベルなら、評価への影響も限定的です。
一方で、爪に引っかかるような深い傷や、塗装が剥がれて下地が見えているような状態になると話は変わります。
この場合は補修が必要になるため、その分しっかりと減点される傾向があります。
傷の「場所」も重要
同じ傷でも、どこにあるかによって査定への影響は変わります。
たとえばバンパーやドアの端など、比較的目立ちにくい場所の小さな傷であれば影響は軽く済むことがあります。
しかし、ボンネットやルーフなど、車全体の印象を左右する部分に傷があると、見た目の評価が下がりやすくなります。
査定では「第一印象」が重視されるため、目立つ場所のダメージはマイナスになりやすいです。
傷の「数」が多いと印象が悪くなる
1つ1つの傷が小さくても、数が多いと全体の評価は下がります。
査定では「丁寧に扱われてきた車かどうか」という視点も見られるため、細かい傷が多いと「使用感が強い車」という印象になります。
結果として、大きな修理が必要なわけではなくても、まとめて減点されるケースがあります。
修理歴との関係
傷そのものよりも、修理の有無も査定に影響します。
小さな傷でも板金や再塗装をしている場合、その仕上がりによって評価が変わることがあります。
きれいに直っていれば大きな問題にならないこともありますが、色の違いや修理跡が残っているとマイナス評価になることもあります。
傷と再販価値の関係
買取業者は最終的にその車を再販するため、「次に買う人がどう感じるか」を基準にしています。
そのため、傷があると「そのまま売れるか」「修理してから売る必要があるか」が判断され、そのコスト分が査定額から引かれる仕組みになっています。
つまり、傷の評価は単なる見た目ではなく、再販にかかるコストとしても見られているということです。
コーティングとの関係
カーコーティングをしている車は、細かい傷が付きにくく、全体の状態がきれいに保たれやすい傾向があります。
そのため、傷の少ない状態を維持しやすく、結果的に査定でもプラスに働きやすくなります。
完全に無傷である必要はありませんが、「どれだけ傷を増やさない状態で乗ってきたか」は評価につながるポイントになります。
まとめ
車の傷は、種類・大きさ・場所・数によって査定への影響が変わります。
小さな傷はそれほど大きな減額にはなりませんが、深い傷や目立つ場所のダメージ、数の多さは評価を下げる要因になります。
査定では「どれだけきれいな状態で次に渡せるか」が重視されるため、日頃からのケアや早めの対処が、結果的に買取価格を守ることにつながります。
著者 OAD 代表 永瀬勝貴
20代前半にディテーリング業界に参画。
磨きの技術を高めるため素材から塗装面など多岐にわたる研磨を経験し、
2020年に055 Auto Detailingを開業後、2024年にOADに改名し店舗運営を開始。
某大手マフラーメーカーとの取引をはじめ、コーティングからフィルム施工まで幅広い分野でサービスを展開しております。
愛車の『キレイ』をとことん追求し続けて20年、これからも【迅速に、丁寧に、確実に】をモットーに尽力いたします。