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2026.08.29
フロントガラスに傷やヒビがある状態で車検は通る?
【目次】
飛び石被害の対応方法や予防対策についても解説
高速道路や一般道を走行中、
「パチッ!」
という音とともに、フロントガラスへ飛び石が当たった経験がある方も多いのではないでしょうか。
最初は小さな点傷程度でも、
- 気付いたらヒビが伸びていた
- ガラス全体へ亀裂が広がった
- 車検前に見つかった
など、思わぬトラブルへ発展するケースも少なくありません。
そして実際によくいただくご質問が、
「フロントガラスに傷やヒビがあっても車検は通るの?」
という内容です。
結論から言えば、
フロントガラスの損傷状態によっては車検に通らない可能性があります。
今回は、
- 車検基準
- 傷やヒビがある場合の判断
- 修理・交換費用
- 飛び石対策
について詳しく解説していきます。
フロントガラスに傷やヒビがあると車検に通らない場合がある
フロントガラスに傷やヒビがある場合、車検に不合格となる可能性があります。
その理由は、
「道路運送車両の保安基準」
に適合していないと判断される場合があるためです。
特にフロントガラスは、
- 前方視界
- 安全性
- 車体強度
に大きく関わる重要なパーツです。
そのため、
- ドライバーの視界を妨げる傷
- 大きなヒビ
- ガラス強度に影響する損傷
などがある場合は、車検不適合となるケースがあります。
実は「何cmまでOK」という明確基準はない
ここで意外と知られていないのが、
「◯cm以内なら車検OK」
という全国共通の明確な数値基準は存在しない
という点です。
最終的には、
- 傷の位置
- ヒビの大きさ
- 視界への影響
- ガラス強度
などを総合的に見て、検査官が判断します。
つまり、
同じような傷でも、
- 通る場合
- 通らない場合
があるということです。
そのため、
「前回は通ったから大丈夫」
とは限りません。
特に不合格になりやすいケース
ではどのような損傷が特に危険なのでしょうか。
① 運転席前方のヒビや傷
最も厳しく見られるのが、
ドライバー視界に入る位置
の損傷です。
特に運転席正面付近に飛び石傷やヒビがある場合、
- 視界不良
- 光の乱反射
- 夜間視認性低下
などにつながるため、不合格となる可能性が高くなります。
② ヒビが伸びている場合
小さな飛び石傷でも、
- 温度変化
- 振動
- ボディ剛性変化
などによってヒビが伸びることがあります。
特に線状に広がっているヒビは、ガラス強度低下と判断されやすくなります。
③ ガラスの歪み
フロントガラスは、
「透明で視界を妨げないこと」
が保安基準に含まれます。
そのため、
- 歪み
- 白濁
- 補修不良
などによって視界へ違和感がある場合も注意が必要です。
フロントガラスの車検基準とは?
車検時に求められるフロントガラス条件としては、主に以下のようなポイントがあります。
- ドライバーの視界を確保できること
- 容易に貫通されない強度を維持していること
- 前面・側面ともに透明であること
- 視界を妨げる歪みがないこと
つまり重要なのは、
“安全に走行できる状態かどうか”です。
ただし実際には検査官判断も大きく関わるため、傷やヒビがある場合は事前修理がおすすめです。
小さな飛び石でも放置は危険
「小さいから大丈夫」
と思って放置してしまう方も少なくありません。
しかし飛び石傷は、
時間経過で急激にヒビが広がる
ケースがあります。
例えば、
- 夏場の高温
- 冬場の寒暖差
- 洗車時の水温差
- ボディ剛性変化
などでも亀裂が伸びる場合があります。
すると最初はリペア可能だった傷が、
最終的にガラス交換になるケースもあります。
つまり、
“早めの対応”
が非常に重要なのです。
フロントガラス修理費用の相場
では実際、修理にはどれくらい費用がかかるのでしょうか。
①飛び石リペアの場合
比較的小さな傷であれば、
ガラスリペア
で対応できる場合があります。
一般的な費用相場は、
10,000〜30,000円前後
です。
専用樹脂を注入して補修することで、
- ヒビ進行防止
- 強度回復
- 視界改善
などを行います。
②ガラス交換が必要な場合
以下のようなケースでは交換になる場合があります。
- ヒビが大きい
- 傷が複数ある
- 視界中央付近
- ヒビが伸びている
交換費用は車種によって大きく異なりますが、
純正ガラスで10万円前後〜
になるケースも珍しくありません。
さらに最近の車は、
- カメラ
- センサー
- HUD(ヘッドアップディスプレイ)
などが装備されているため、高額化しやすい傾向があります。
社外品ガラスは安いが注意点もある
交換時には、
- 純正品
- 社外品
を選べる場合があります。
社外品は比較的安価ですが、
- 歪み
- 耐久性
- 透明度
- センサー適合性
などで差が出るケースもあります。
そのため価格だけではなく、
品質や安全性も含めて選ぶことが重要です。
飛び石対策として注目される「ウインドウプロテクションフィルム」
近年増えているのが、
フロントガラス用プロテクションフィルム
です。
これは特殊フィルムをガラスへ施工することで、
- 飛び石衝撃軽減
- ヒビリスク軽減
- ガラス保護
などを目的とした保護施工です。
もちろん、
「絶対割れない」
わけではありません。
しかし飛び石のダメージを軽減し、ガラス交換リスクを下げる効果が期待できます。
特に、
- 高速道路走行が多い
- スポーツカー
- サーキット走行
- 輸入車
などでは人気が高まっています。
まとめ
フロントガラスに傷やヒビがある場合、
車検に通らない可能性があります。
特に、
- 運転席視界付近
- 大きなヒビ
- 強度低下が疑われる損傷
などは不合格になりやすいため注意が必要です。
また小さな飛び石でも、
時間経過によってヒビが拡大するケースも少なくありません。
そのため、
- 早めのリペア
- 必要に応じた交換
- 飛び石対策
を行うことが重要です。
最近ではフロントガラス保護用のプロテクションフィルムも増えており、
“壊れてから直す”
だけではなく、
“壊れる前に守る”
という考え方も広がっています。
愛車の安全性と快適性を維持するためにも、フロントガラスの状態は定期的にチェックしておくことをおすすめします。
著者 OAD 代表 永瀬勝貴
20代前半にディテーリング業界に参画。
磨きの技術を高めるため素材から塗装面など多岐にわたる研磨を経験し、
2020年に055 Auto Detailingを開業後、2024年にOADに改名し店舗運営を開始。
某大手マフラーメーカーとの取引をはじめ、コーティングからフィルム施工まで幅広い分野でサービスを展開しております。
愛車の『キレイ』をとことん追求し続けて20年、これからも【迅速に、丁寧に、確実に】をモットーに尽力いたします。